引越し当日のおおまかな流れを知っておくと慌てずに済みます。準備をするのは、ここから逆算をして用意をしてもよいでしょう。
引越し当日~業者が来るまで
荷造りがきちんと出来ているかをチェック
まずは荷造り・梱包がきちんと出来ているか確認します。荷物は前日までに揃えておき、段ボールに詰めていることを確認しましょう。洋服ダンスやカラーボックス、収納ボックスに洋服や下着を入れたままにしていないか、前日までに確認しておきます。引越し業者によっては収納ボックスに物を入れたままでトラックに積んでくれることもありますが、破損の弁済などの理由で、契約の段階で業者から荷物は全部段ボールに入れるように指示があれば、それに従いましょう。
ダンボール箱をチェック
段ボールの底が軟弱な場合、持ち上げた途端に底が抜けて荷物が散乱することがあります。必ず、段ボールの底はしっかりとガムテープで貼りつけ、きちんと蓋が閉まるように梱包しましょう。中身がわかるように、段ボールの側面に書いておくと開封・荷解きが早く済みます。
冷蔵庫の中身をチェック
同様に、冷蔵庫に中身が入っていないかを確認し、電子レンジの天板やターンテーブルは外しておきます。冷蔵庫の電源は前日か、もしくは当日の朝にはコンセントを抜いておきます。冷凍庫の電源が切れるため、庫内から水が出てくることがありますので注意しましょう。
引越し業者との契約通りの荷物の個数・容量であるかを確認します。当日の朝にバタバタと数え直すことがないよう、前日に済ませておきます。
引越し業者が来てから
業者が来たらすぐに作業を開始します。短時間で作業を済ませるプロですから、梱包ができていなかったり判断に迷うような荷物があった場合は後回しにされます。荷物の搬出は必ず立ちあい、間違いなく搬出されたことを確認しましょう。自分で運ぶものと業者に運んでもらうものを分けている場合は、前日までに仕分けをしておくと良いでしょう。
新居に到着・荷解き
さあ、新居に到着です。家電製品は所定の位置に置いてもらい、他の段ボール類はまとめて置いてもらいます。荷解きは、日常生活に必要なものから開封します。季節ものや使用頻度が少ないものは後回しにしましょう。貴重品・壊れやすいもの・食器・大切にしているお宝グッズなどの開封は一番最初にし、破損などがないか確認しておきます。万が一、破損があった場合はすぐに業者に連絡しましょう。
引越し当日の作業をスムーズに進めるには、前日までの準備が何より大切です。当日になって、梱包し忘れていたものがあったりすると、業者側としても作業を効率よく進めることができなくなってしまいますので、十分すぎるくらいに確認しておくと良いでしょう。