災害・防災対策「必要なモノ・備えについて。おすすめのグッズ」

By | 2016年7月3日

日本は自然災害が非常に多い国です。全国47都道府県どこでも歴史を遡れば必ず何らかの災害が発生しています。このページでは、地震に備えた備蓄やおすすめの防災グッズを紹介します。

最も重要なのは“水”

まず、最も重要なのは水です。人間には必ず水分が必要です。食料は多少不足していても、健康な人間であればなんとかなりますが、水がなくなると数日で命の危険にさらされることになります。目下懸念されている、南海トラフ巨大地震や首都圏直下地震を見据えた各家庭の備蓄目標は、水と食料を其々一週間分です。どちらかしかできそうにないならば、まず、水を確保しておかなければなりません。

 

高層マンションの場合は備蓄もより多く必要

また、戸建てやマンション等の低層階に住んでいる人はそれでいいのですが、高層階に住んでいる人はさらに大量に備蓄しておくことが賢明です。なぜなら、南海トラフ巨大地震などでは多くの発電所が被災すると考えられています。そうすると電力の供給が大変不安定になります。実際、そういった事態が研究結果として論文になって公表されています。そうすると、エレベーターは使えません。毎日、何十階も上まで階段を使って水を運ぶのはもはや苦行で現実的ではありません。ですから、高層階の十人は長期の籠城戦を行うつもりでいなければなりません。

 

おすすめ防災グッズ①-小型の笛

ここで、持っておきたいおすすめの防災グッズを2つ紹介します。まず1つ目は、小型の笛です。これは、地震で倒壊した家屋などに閉じ込められた場合に、自らの存在を外部の人達に知らせることが出来ます。また、大声で助けを求めるよりも遥かに体力の消費が少なくて済み、体力の温存をはかることが可能です。

 

おすすめ防災グッズ②-ブレーカー自動遮断装置

2つ目の防災グッズは、ブレーカー自動遮断装置です。これは、揺れに遭った際に、自動的にブレーカーを落とす装置です。阪神大震災では、被災後極めて早く電気が復旧したため、ぐちゃぐちゃになった家屋の中で漏電などが発生し、これが原因となる通電火災が発生しました。避難する際には、ブレーカーを落としてから避難せよと広報されていますが、何処まで耐えられるか分からない家屋に止まって作業することは危険です。これがあれば、足早に避難することもでき、通電による火事で自宅を失うことも防げます。


災害は待ってはくれません。備蓄を強化し防災グッズを活用して大災害に備えましょう。

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